恩師とのお別れ

恩師とのお別れ

昨日は富山商業高校吹奏楽部の3年の春に転任してこられた、K先生の葬儀でした。当時まだお若く25歳でしたから、現役の自分たちとは、そう年も離れていない方でしたが、規律の厳しい私達はお兄さんのような関係には程遠く特別な存在のように対応していました。しかし全国大会常連校の確立された巨大な組織は若い先生には相当負担とストレスがあったと思います。私は先生と練習内容や日程調整等々毎日の様に話し合いをして、当時もよく家まで送ってもらいました。夜遅くまで、部活の事や先生の相談や愚痴などにも付き合っていたものです。当時は先生の上には吹奏楽界絶対的のドンがいらっしゃったので、それはそれは大変だったと思います。あれから37年の月日が流れて、まだまだこれからという時に突然この世を去って行かれました。とうとう私たちには先生と呼べる存在がいなくなりました。空虚というか、なんと表現すればいいか、時間というものは後戻りはできない残酷なものです。あと何年この世界にいるかは分からないけど、これからも沢山の悲しみを背負って生きて乗り越えていかないといけないと思うと、なかなかブルーな気持ちになりそうです。最近、大切なレオン(愛犬)も、亡くなったばっかっりなので…。2日にわたり沢山の同期や後輩たちが駆けつけてくれたことに感謝して、これからも頑張って行こうと思った次第です。