家の畑も終盤を迎えて、昨日は朝から畑の整理、耕運機での耕しをしました。家は八尾と婦中町の境にありますが、八尾までずーと田んぼが広がる田園地帯です。昔は何か来ないかなと思っていましたが、無理なことを知り最近では無関心になりました…。農業の担い手は現在どこでも本当にいない状況で、勿論我が家もいません。建築の大工や職人も同じです。私は富山県建築組合の理事でもありますが、中々担い手育成には繋がらないのが現状です。若い世代が業界に入ってこない。若い世代がそもそも少ない時代です。最近は女性やタレントが農業や建築の仕事をしてテレビによく出ています。やはり業界としてもこれは歓迎すべきことです。作業服にしても最近はデニムや色んな素材デザインが出てきており現場はオシャレな職人さんが増えています。私がオシャレな作業服を即取り入れたときは(10年前位)批判されました。遊びに来てるのかと…。今では当たり前のように現場は以前よりもオシャレになってます。いいことだと思いますよ。汚い格好をしていたりするよりも、ある程度けじめをつけておけば。新しい事を取り入れたり若い世代の意見を聞くということは、難しい事もあります。職人の世界なら尚更。ただ、頑固一徹気合いだけの時代はもはや、終わっています。受け入れる側も気持ちを切り替えて行かないと。日本の建築文化はそもそも中国大陸からの伝来ですが、日本独自の発展をして世界に誇る建築文化にまで発展しました。そこには、色んな人がいて、技術の伝承をして今に至っています。世の中には色んな人がいます。人を受け入れるということは大変難しいことです。しかし私達は昔からも、これからもずっと、そうやって生きていくんだと思います…。 ナガイ工務店は新しい事、面白い事ドンドン取り入れてガンガンいきますよー!...